やる気よりも大事なもの。英語が続く人の共通点とは?
「やる気が出ないんです。」
先日、私のコーチングを受けてくださっている方からそんな相談を受けました。
英語を学ぶ目的が一瞬でも薄れると、誰でもこの壁にぶつかります。
でも、ここで差がつくのは“モチベーション”ではありません。
続く人は、仕組みで動いています。
目次
英語学習者のリアルな声
「英語は継続が大事なのは分かってるんです。でも、自分の性格上、切羽詰まらないとやる気が出ないんです。3ヶ月前は仕事で必要だったから頑張れたけど、今は特に困ってないからモチベーションが上がらなくて・・・。」
この悩み、実は多くの学習者に共通しています。
けれどそれは、「意思が弱い」わけではありません。
人間の脳は、“緊急性のあること”を優先するようにできているからです。
つまり「今すぐ必要じゃない英語」に集中できないのは、ごく自然な反応なんです。

やる気に頼らない、仕組みで続ける
やる気は天気のようなもの。晴れたり、曇ったり。
だからこそ、「やる気が出たらやる」ではなく、“やる気がなくても動ける仕組み”が必要です。
たとえば、ご相談者の方は2歳の子を持つパパ。
英語が話せる奥様と一緒にハワイ旅行を計画していました。
でも、ここで落とし穴があります。
英語ができる人と一緒にいると、自分が話す機会がほとんどなくなってしまうんです。
せっかく英語を学んでいるのに、通訳してもらってばかりではもったいない。
そこで私はこう伝えました。
「ご自身が英語を使う“場面”を意識的に作りましょう。」
空港のチェックイン、カフェでの注文、あえて一人で行動する時間を作る――
“使う予定”を先に決めるだけで、行動スイッチが入ります。

継続できる人がやっている「仕組み」5選
英語を続けられる人は、意志が強い人ではありません。
継続できる仕組みを持っている人です。
① 人との約束を使う
英語コーチや仲間との「報告の場」を持つ。
人との約束は、最強のモチベーションです。
② 生活の流れに組み込む
通勤中に英語YouTube、寝る前に2行英日記。
「勉強時間」ではなく「生活の一部」にする。
③ 見える化する
カレンダーに✅をつける。
「続けている自分」が視覚化されると、やる気が戻ります。
④ 使う予定を先に作る
旅行、イベント、英会話Meetupなど、英語を話す日を先に入れる。
⑤ ご褒美と制約をセットにする
「1週間続いたらカフェへ」など、小さな報酬を設定。
心理的ブーストが継続力を高めます。

「努力」よりも「設計」
やる気を信じるより、仕組みを信じる。
英語学習を続けられるかどうかは、性格ではなくシステムで決まります。
英語を“続けたいけど続かない”時は、
「自分を責める」のではなく「環境を整える」。
それが、本当に成果を出す人の考え方です。

英語は努力よりも“設計”で変わる。
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