【英検2次対策】面接官はこういう所を見ています!

こんにちは。

~今度こそ、英語で輝く人生を~

「企業内英語のプロ」こと

RIE SASAKI ENGLISH

佐々木理絵です。

来週は英検の2次試験がありますね。

受験者の方は、しっかりと2次対策はしていますか?

今日は、これまで10年以上も英検対策をしてきた経験から、

「2次試験に合格する人と不合格になる人はここが違う!」

というお話をしたいと思います。

受験を控えているあなたにとって少しでもお役に立てれば幸いです。

普段の練習がカギを握る音読パート

まずは「音読について」お話ししますね。

3級、準2級、2級、準1級には、2次試験では音読するパートがあります。(1級にはありません。)

正確に言うと、3級、準2級、2級は、短めの文章を読み、準1級は最初に決められた1文を読んでから4コマ漫画を完成させます。

どの級を受験しても、この時の音読で注意することは、

・発音、イントネーション

・流暢さ

・声の大きさ

これらを特に気を付けながら読むようにしてください。

これは普段から英語を読むとき、ちゃんと声に出して音読しているかどうかで違いがはっきりと分かります。

1人で英語を勉強していると、どうしても音読する声も小さくなってしまいがちですが、普段から口を大きく開けて、誰かに話しかけているように音読をすると良いですよ。

中には、声が大きくても、発音がカタカナ読みだったり、意味のかたまりを気にせず単調に英語を読む人がいますが、これではあまり良い点数はもらえないと思っていたほうが良いでしょう。

面接官は、たとえ短い文章であっても、受験者の音読を聞くだけで、

「あ、この人はちゃんと意味をとらえながら音読しているな。」とか、

「この人はただ読んでいるだけだな。」ということが分かります。

音読をしながら意味までとらえることができると、その後にある質疑応答では焦ることなく正解を見つけて回答することができます。

最初の音読が上手くいくと、あとのQ&Aも上手くいく人が多いですし、普段からこのように音読をする癖をつけておくと2次試験の時に点数も狙いやすいですよ!

意外と細かいところまで見られている質疑応答

次は、「質疑応答について」お話しします。

英検のどの級にも、2次試験では質疑応答があります。

この質疑応答で注意することは、

・質問の理解度

・文法

・単語

これらのことに特に気を付けてください。

3級、準2級、2級では、音読した英文について質問があります。

回答をするときは、たいていの場合、主語は代名詞になりますが、ここできちんと質問を理解していないと、ただ英文から拾ってきた文を読むだけの回答をする人がいます。

あとは、質問の理解が不十分なために、正解文を含めてやたら長い文章を読む人もいますが、これも減点対象となるので気をつけましょう。

質問が分からない場合は、聞き返すこともできますので、その場合は遠慮なく聞き返して、正しい回答ができるようにしましょう。

2次試験はスピーキングスキルを判定する試験なので、普段からいかに英語で会話練習ができているかどうかが重要になります。

三単現のSの付け忘れや、現在進行形にbe動詞を付け忘れたり、過去形になっていなかったり、言いたいことはなんとなく分かるけど、ニュアンスが違う動詞を使っていたり・・・

緊張からくるケアレスミスなのか、それともただ出来ていないだけなのか分かりませんが、ミスはミスなので、これらもすべて減点対象です。

面接官は結構細かいところまで見ていますよ。

満点を狙えるアティチュード

アティチュードで気を付ける部分は、

・積極性

やはり何といってもこれです。

英語の面接試験というだけでもすごく緊張しますよね。そのお気持ちすごく良く分かります。

でもこの時だけは、なんとか頑張ってしゃべりましょう!

最初のあいさつからアティチュードの採点は始まっています。

できれば笑顔で、それが無理ならせめて相手に良く聞こえる声で話しましょう。

もごもご話すと何を言っているのか聞こえないし、小さい声は本当に聞き取りにくいです。

特に今はコロナでマスク着用の上で試験を受ける人もいると思うので、マスクで声が埋もれてしまわないように、大きな声で話すように心がけてください。

質疑応答で自分の意見を求められたときは、遠慮せずに自分の意見をどんどん話すほうが良いです。(もちろん的外れな回答ではいけませんが。)

最近の英検2次試験では、環境問題や時事的な問題について自分の意見を相手に伝える必要があります。

普段からこういった内容のニュースや話について知っておく必要があるし、それについて自分はどう思うのか、ということを考える癖をつけておくと良いですね。

自分の意見は1文だけだと物足りません。

高い点数をもらうためには、最低でも2文以上欲しいところですね。

もし、音読パートや質疑応答のパートでうまく答えられず、点数が伸びなかったとしても、アティチュードで満点を取れば合格点に到達できる可能性もあるので、決して諦めずにアティチュードは満点を狙うつもりでいきましょう!

試験日でまだあと1週間あるので、最後の対策できますよね。

受験者の方は是非とも頑張ってください!

応援しています!!!