英語のリスニング力を上げるコツは、リーディング学習にあった！？

こんにちは、佐々木理絵です。

英語のリスニング力を上げるために、あなたはどんな勉強をしていますか？

CDを何度も聞いたり、リスニング中心の勉強をしている人が多いのではないでしょうか。

いっぱい英語を聞いて勉強しているのに、なかなかリスニング力がUPしなくて悩んでいる人っていますよね。

今日はそんな人にオススメの学習法があります！

それはリーディング学習です。

実は、リーディング学習をすれば、リスニング力がUPするんです。

今日はその学習法についてお話しします。

リスニング力を上げたい人は必見ですよ！

あなたは「精読」という言葉を聞いたことはありますか？

精読とは、「細かいところまで丁寧に読む」ということです。

リーディングには、２つの読み方があります。１つ目は「精読」、そして２つ目は「多読」です。

多読とは、「細かいところは気にせずに、とにかく沢山の量を読む」ということです。

リスニング力を上げるためには、多読よりも「精読」が必要です。

なぜかというと、精読をするときは、

この３つのスキルが必ず必要で、このスキルを得ることで、リスニング力が飛躍的にUPするんです。

英語を耳だけで聞いている時ってスクリプトはありませんよね。聞こえてきた英語をそのままの語順で瞬時に頭の中で理解していかないといけないので、非常に難しいです。

ですが、リーディングは文章が読めるので、もし構文が分からなかったとしても、分かるまでじっくりと考えることができます。

知らない単語が出てきたとしても、文章の前後で推測したりもできます。

リスニングの場合は、たとえ知っている単語でも、発音が聞き取れないと全く知らない単語に聞こえることもあります。

そうなると聞いているだけでは内容が分からなくなり、「今のなんて言ってたの？スクリプト欲しい・・・」ってなるんですよね。

精読は、その文章の隅々まで読んで理解するので、この練習を続けることで少しずつ頭を英語脳にしていきます。

正しい英語の語順や文法や、新しい語彙などを一緒に学ぶことができます。

そしてそのスキルがリスニング力に役立つんです。

先ほどは「精読」が必要だと言いましたが、精読だけではリスニング力はUPしません。

なぜなら、「声に出して読む」という練習をしていないからです。

そこで、「速読」という練習が必要になります。

ただ単に音読するのではありません。速読とは、文字通り「声に出して速く読む」ことです。

ここで大事なのは、かならず音声教材を使って練習することです。

正しい音を聞きながら練習しないと、正しい読み方や発音がいつまで経っても自己流になってしまい、そうなると劇的なリスニング力UPを目指すのは難しくなります。

この時、出来る限り早く読むことがポイントです。

場合によっては、いつもよりも結構早口で読まないといけないため、初心者であればあるほど、この練習法は難しいのですが、それでも頑張ってやり続けていれば少しずつできるようになってきます。

やはり、自分で発音できない音は本当に聞こえないんですよね。だから正確な発音で練習する必要があります。

精読ではちゃんと意味も理解できているので、ここでの練習は「意味を理解しながら、出来る限り速く音読をすること」が目標です。

何度も何度も同じ文章を意味を理解しながら速く読むことで、速いスピードが段々と自然に理解できるようになっていきます。

そうやって少しずつ読む速度を上げていくことで、リスニング力もUPするんです。

文章を読むときいつもゆっくりペースで読んでいては、いつまで経っても速い英語を聞きとれるようにはなりません。

今回は、「精読」と「速読」をすることで、英語のリスニング力が上がる、ということをお伝えしました。

この練習法は、何度も練習するので時間はかかりますが、時間をかけた分だけ必ず上達します。

ポイントは、

精読と速読をして、リスニング力を上げましょう！！

是非やってみてください！