【英語のリーディングなら分かるのに、リスニングになると理解できない】その理由とは?
こんにちは!
RIE SASAKI ENGLISH
佐々木理絵です。
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先日オンラインカウンセリングに来てくださった方から
こんなご相談を受けました。
「リスニングが苦手です。単語が半分くらいしか聞き取れないし、文脈も入ってきません。
昔記憶していた単語や熟語も出てきません。
リーディングだとまだましなのですが・・・」
この方のように、
「英語は目で見る分には、理解できるけど、
耳で聞くとなるとその理解が半分以下になってしまう」
というお悩みをお持ちの方は
多いのではないでしょうか。
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英語が聞けない最大の原因
それもそのはず。
だってこれまで日本の英語教育が
リーディング重視だから!
まず、ここに大きな問題があります。
私達は少なくとも
6年間(中学、高校)英語を習っています。
6年ですよ!
しかもまだ10代の若くて
何でもすぐに吸収できる時期に
6年間という長い間
(大学を入れたらそれ以上ですね。)
英語を学んでいるのにもかかわらず、
「読めるのに、聞けない。」
そして
「話せない」
というとても悲しい結果を生み出しています。
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学生の頃、
「学校で習った英語がとても楽しくて
英語大好きになりました!」
という人は
どれくらいいるでしょうか?
恐らく全体の1~2割程度なんじゃないかな、
と私は思います。
どちらかと言えば
「学校で習った英語が
全然楽しくなくて、
難しすぎて
英語アレルギーになった。」
という人のほうが
多いのではないでしょうか。
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インプットとアウトプットの比率
話が少しそれてしまいましたが、
英語というのは
「コミュニケーションツール」なので
「読む・書く」ことも大事ですが、
それよりも
「聞く・話す」ことに重きを置いて
学ぶべきだと私は思います。
ですので、
今回ご相談くださった方も、
大学では英文科だったけど、
文学ばかりやっていたので、
英語を聞いたり、話したりするということは
ほとんどやっていなかった、
と仰っていました。
その結果が
「リーディングなら分かるのに、リスニングはさっぱり」
ということになってしまったんですよね。
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でも、
大丈夫です!
解決法はあります!
まず、
リスニングを理解できるようにするために必要なスキルは、
- 語彙力
- 文法(構文)
- 発音
- 英語の語順で意味を理解する
主にこの4つになります。
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まずは、リーディングの段階で
自分はこの4つのうちどれができていて、
どれができていないかを
確認します。
リーディングはできるけど、
リスニングができないという人に多いのは、
1番(語彙力)と2番(文法・構文)のスキルは
既にあるけど、
3番(発音)と4番(英語の語順で意味を理解する)の
スキルが欠けている人が多いです。
ですので、
その場合は
発音と英語を前から順に理解する練習を
みっちりやればOK!
日本人は英語学習をする時に
アウトプットの時間が
圧倒的に足りていないので、
発音に一癖ある人が多いです。
でもこれだと
リスニングは聞けないですよ。
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すごくゆっくり話す英語なら
何とか聞けるかもしれませんが、
それでも聞き落す箇所は
多いと思います。
なぜなら
英語の音は
単語が繋がると
音が脱落したり、変化したり、
連結、同化、弱化など
本当に色々変わるんです。
これらは
リーディングの勉強ばかりしていたら
絶対に身に付かないスキルですよね。
だから
リーディングをする時も
音読をする。
音読をする時も
決して自己流でするのではなく、
CDを聞いて正しい音を聞きながら
音読したり、
自分の癖を指摘してくれて
「こうしたらいいですよ」と
アドバイスしてくれる人と
一緒に練習することが大事。
そうしないと
自分一人では
自分の発音のどこが変で、
どうしたら改善できるのか、
分からないと思います。
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発音は大事だがそれだけではない
そして、
発音だけ綺麗になれば
リスニングスキルが上がるのか、
というと
そうではありません。
リスニングをしている時は
スクリプトがない状態で聞くので
英語の語順のまま
前から意味を理解していくスキルが必要になります。
そして、
頭の中で
いちいち和訳していると
どんどん話の展開が進んでいくので
ついていけなくなります。
だから、
「英語の語順のまま理解する」ということは、
「英語を英語のまま理解する」ということなんです。
このスキルが習得できたら
「英語のリスニングが苦手です・・・」というような
お悩みはスッキリと解消されます。(^▽^)/
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【まとめ】
今回は、
「英語のリーディングはできるけど、リスニングが苦手」という人に
その理由と、改善点をシェアさせていただきました。
やれば必ずできるようになるので
諦めずに頑張りましょう!
応援しています!!
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