【髪を切った】英語でなんて言うの?
こんにちは!
RIE SASAKI ENGLISHの佐々木理絵です。
楽しく英語学習できていますか?^^
今日はよくある英語の間違いについてお話ししようと思います。
英語のフレーズを覚える時の秘訣もシェアしていきます。
暗記に頼ることなく語彙力を上げたい方は必見ですよ☆
「髪を切った」英語でなんて言うの?
突然ですが、
今日のブログタイトルにもなっていますが、
「髪を切りました」
これを英語で言いたい時、
あなただったらなんて言いますか?
I cut my hair.
(私は髪を切りました)
こんな風に言っていませんか?
これ、ほんとーーーーに良くある間違いなのですが、
どこが間違っていると思いますか?
これは日本人が英文を作成する時に起こる
あるあるなのですが、
「日本語をそのまま直訳している」
これが主な原因です。
そして、もう1つ追加するなら、
「日本語と英語の違いをきちんと理解していない」
という事も原因だと私は思います。
「髪を切りました」と英語で言いたい場合は
I had my hair cut.
I got my hair cut.
こんな風に言います。
日本語を直訳してはいけない理由
相手に伝えたい事がある時
大抵の人は、
日本語から英語に直訳しようとしますが、
それだと、
なんとか相手には通じるかもしれないけど
違和感のある英語になったり、
場合によっては意味が変わって
相手に伝わってしまうこともあります。
今回の場合だと、
「髪を切った」=私が髪を切った
という解釈になってしまい、
「自分で自分の髪をはさみで切った。」
ということになります。
(でも実際は違いますよね?)
どうしてこういう事が起こると思いますか?
私たちが普段使っている日本語って
結構色々省略できるんですよね。
主語がなくても通じたり、
今回の「髪を切った」も色々省略されていますが、
これを省略せずに書いたらこうなります。
「私は美容院で髪の毛を切りました」
そして、更に正しく書くと
「私は美容院で髪の毛を切ってもらいました」
となります。
もうおわかりですよね?
私たちが普段言っている「髪の毛を切った」は、
「私は美容院で髪の毛を切ってもらった」
という意味で使っています。
もし直訳するなら、
「私は美容院で髪の毛を切ってもらった」
こちらの文章を英語にしないと、
本当に言いたい事が伝わらないのです。
この時、
My hair was cut at a hair salon.
とか受動態にすると、
文法的には正しいかもしれませんが
口語的な感じではないので
これまた違和感があります。
(口語では圧倒的に能動態を使うので。)
なので、話をしている「私」を主語にして
I had my hair cut.
I got my hair cut.
こんな風に言うのですが、
この時、
「へ~」と思ってこのフレーズだけを覚えるよりも
はるかに覚えやすくて
尚且つ、
他のフレーズも一気に覚えられて語彙力がUPする方法があります。
「なぜそう言うのか」理由を知る
「髪を切った」は
I had my hair cut.
I got my hair cut.
と言います、と聞いて
それをそのまま覚えてもいいのですが、
それだと本当にそのフレーズだけしか
覚えることができません。
ここで語彙力を更に上げるために
私がオススメする覚え方があります☆
それは、
「なぜそういう言い方になるのか」
ここまでしっかりと理解すること。
「えー、なんか面倒くさそう…」と思うかもしれませんが、
実はこの方法は一気に語彙力が増やせるので
非常に効率的なのです。
フレーズ1つ1つを覚える方が
めちゃくちゃ時間もかかるし
覚えても忘れてしまうので、
大変だと私は思います。
例えば今回の場合だと、
I had my hair cut. の hadは、haveの過去形ですが、
この時のhaveは
「使役動詞」と言います。
ここで「使役動詞って何?」と思うかもしれませんが、
使役動詞は、「(人やモノを)~させる、~してもらう」という意味があり、
日常会話では頻繁に使うとても便利な表現です。
使役動詞の使い方は色々ありますが、
今回の場合で考えると、
主語+have/get +モノ+過去分詞形
まずはこれを覚えましょう!
たったこれを覚えるだけで、
いろーーーんな言い方ができるようになります。
例えば、
①髪の毛を切ったよ。I had my hair cut.
②自転車が盗まれた。I had my bike stolen.
③車を修理した。I got my car repaired.
④歯をクリーニングした。I got my teeth cleaned.
⑤ネイル行ってきたよ。I got my nails done.
どうですか?
この5つの文章、主語と動詞は同じで、
その後の「モノ+過去分詞」の部分を変えるだけで
こんなにも言いたい事が言えるようになります。
この法則を知らずに、
例えば「ネイル行ってきたよ~」とか言いたいと思ったら、
おそらく「I went to a nail salon.」みたいな感じになると思います。
別にそれでも間違いではないですが、
その後に必ず「何しにネイルサロンに行ったのか」という事を
英語では伝える(相手はそれを知りたい)ので、
結局は
I got my nails done at my favorite nail salon in Nagoya yesterday.
(昨日はお気に入りのネイルサロンでネイルしてもらったよ)
みたいな感じで伝えられると、
より自然な英文作成ができるようになり、
使える英語の幅が増えるので
自分でも楽しくなると思います♪
まとめ
いかがでしたか?
今回は「髪を切った」というフレーズと、
英語のフレーズを覚える時の
オススメの方法をお伝えさせていただきました。
大人になってから英語を学び直しする時は、
いかに効率よく、
そして自分で納得して理解しながら
学習を進めて行けるかが、
重要なポイントだと思います。
それができると
英語を学ぶこと、
話すことがどんどん楽しくなってきます♪
今からでも全然遅くないので、
英語を習得したい方は
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