【英語のお悩み解決】英語を話しているのに毎回聞き返されるあなたへ

こんにちは!

RIE SASAKI ENGLISHの佐々木理絵です。

英語学習は順調に進んでいますか?^^

今日はスピーキングのお話しをしたいと思います。

突然ですが、こんな経験ありませんか?

「英語を話しているはずなのに、毎回相手に聞き返されてしまう。」

または

「英語を話しているのに、1回で聞き取ってもらえたことがない。」

私も英語初心者の頃はよーーーくありました。

聞き返されたら、もう一度言えばいいだけなのですが、

自信をなくしてしまって余計無口になってしまい、

どんどん英語を話す機会を逃してしまう…。

(負のループってやつですね💦)

実はこれにはちゃんと理由があって、

それされ分かれば、

今回はあることを意識するだけで

あなたの英語が激変して

ネイティブに1回で聞き取ってもらえる英語になる方法をシェアしていきます☆

かたまりを意識する

結論から言いますね。

これだけです。

ここで言う「かたまり」とは、

英文を構成する場合に必要になる

主語や動詞や目的語などのことです。

「チャンク」とか「グループ」とか色々な言われ方がありますが、

ここでは分かりやすく「かたまり」とします。

英文法の話をすると

拒絶反応を起こしてしまう人もいるかもしれませんが、

まだ見えないシャッターは下ろさないでくださいね。(笑)

英語は「語順」が非常に大事な言語なのですが、

この「語順」をきちんと理解していないと

いつまで経ってもあなたの英語力は上がりません。

私は初対面の人でも、ある一定の長さの英文を音読してもらったら

その人の英語レベルが大体分ってしまうのですが、

それは発音が綺麗とかそういう表面的な事ではなく(発音も大事ですけどね)、

ここを見ています。

実は、「英語の語順」を理解できれば

多くの日本人が苦手とする、発音やイントネーションなどの習得は

自然とできるようになっていき、

ネイティブに伝わりやすい英語が話せるようになるだけでなく、

リスニング力も上がり、リーディング力も上がり、

そうなるとTOEICの点数UPに苦しんでいる社会人も

そこまでTOEIC対策をしなくてもスコアUPが実現可能!

(嘘だと思いますか?でも本当の話なんですよ。^^)

どういうことかというと、

例えば

I hope this event will serve as a platform for sharing information about latest applications.

この機会に最新のアプリケーションについての情報を共有するためにお役に立てることを期待しています。

この文章、あなただったらどんな風に読みますか?

英語を普段から話し慣れている人や

英会話が得意な人は

何も問題なく読めると思いますが、

これが初心者の人やスピーキングに苦手意識がある人が読むと

最初から最後まで、抑揚もなく平坦な感じで読んだり、

変なところで間を入れてしまったりなど、

ちょっと違和感ある感じになってしまいます。

最初にお伝えした「かたまりを意識する」ということですが、

かたまりを意識してこの英文を読んでみるとこうなります。

こんな感じで3つのかたまりに分けることができます。

この時のポイントとしては、

I hope の後で間を開けがちになると思うのですが、

ネイティブは I hope +主語 までを1つのかたまりとして読みます。

べつにI hopeの後に間を入れても通じるのですが、

この間の入れ方は聞いている側からすると

結構重要だったりします。

こんな風にかたまりを意識して読むことができると

何が良いかというと…

こんな風にメリットしかないんですよ!

1つ1つ丁寧に読み過ぎ

どれだけ発音が綺麗な人でも、

ネイティブの速い英語が聞き取れない人は

普段の音読スピードが物凄くゆっくりだったり、

英語処理スピードがゆっくりな原因が考えられます。

あとは、1つ1つの単語をとても丁寧に読んでいるせいで

はやく読むことができない人も多いのではないでしょうか。

ネイティブ英語が高速に聞こえるのは

音が繋がって別の音になっていたり

そもそも発音していなかったり

短縮する音などもあります。

そういう音のルールを知って、トレーニングをしないと、

いつまで経っても「ネイティブの英語は速すぎて聞き取れない…」

という問題を解決することはできません。

アウトプットの為のインプットをしっかりと!

あとついつい忘れがちになってしまうのが、

アウトプットばかりしてインプットが足りていないこと。

日本人はインプットは得意ですが、アウトプットは苦手…

だから学生時代最低6年間は英語を学んでいるのに

英語が苦手な人が多すぎる、などと言われていますが、

アウトプットをするためには

その為のインプットが必要だということを忘れないでほしいです。

発音を矯正したいなら

そのためのインプットをしっかりとやった上で

アウトプットを行う。

会話を上達させたいなら

そのためのフレーズを覚えたり

必要な知識をインプットした上でアウトプットをする。

そうじゃないと、

いざアウトプットしようと思っても

「Ah…. Ah….. I…. I….」

みたいな感じになり、

「あー、こうやっていいたいのに、なんて言ったらいいか分からない~!」

というジレンマに陥ります。

オススメは

この時の「真似」というのは

発音やイントネーション、抑揚、声のトーンや表情など

マネできる所は徹底的に真似をすることです。

「なーんだ、意外と簡単じゃない」

と思うかもしれませんが、これが意外と難しかったりします。

なぜなら、私たちは自分の話す癖と言うのが既にあるので

特に日本人が普段慣れない英語を聞いて

真似をしようと思ってやってみても

特に日本語にはない発音、イントネーションや抑揚などは

耳に入ってこない可能性が高いです。

だから「真似してみてください」と言っても

全然できていないこともあるので、

ぜひご自分の声を録音して、

お手本の声と根気よく聞き比べてみてください。

音に関しては独学では難しい場合もあるので

専門家に添削をしてもらうのが良いと思います。

(私のコーチングでは、生徒様の癖を見抜き、その上で発音矯正もしっかり行います。)

ウソのようなホントの話

ここで1つウソのようなホントの話をシェアしたいと思います。

私が米国に留学したばかりの頃の話なのですが、

大学付属のESL学校に通っていた私は、

その大学の寮に住んでいました。

午前中の授業を終えて1人で寮に戻ろうとしたとき、

寮の玄関の前に1人のアメリカ人の大学生が立っていました。

私は既にその人とは何度か面識はあったのですが、

アメリカって知らない人でも

通行中とか目を合わせてニコッと笑いながら

小さく「Hi」と挨拶したりするんですよね。

(できる限り他人とは目を合わせないように歩く日本人と

もうこの時点で違いますよね。)

私も留学したばかりで自分の英語を伸ばしたいって思っていたし

日本人の友達がいたら周りを気にして無口になってしまうので、

(かつての私はそうでした。)

その時は周りには私とその女の子しかいなくて

「今がチャンスだ!」と思った私は

そして、寮の玄関に近づいた辺りでその人に

「How are you doing? (元気?)」

とめっちゃ勇気を振り絞って言いました。

そしたらなんて返信来たと思いますか?

ガーーーーン!!!!!!

もうこれにはビックリでしたね。

特に難しい事も言っていないし、

誰もが普通にする挨拶フレーズ。

何なら一日何十回と耳にしているフレーズ。

間違えてもいないはずなのに、

なんで伝わらなかったんだろう…

もう私は一瞬にして

焦りまくりテンパりまくり凹みまくりでした(笑)

でもここでめげるわけにはいかないと思い、

今度はゆっくり言ってみました。

そしたらなんとか通じたみたいで

その女の子は笑いながら

「Oh, you just said “How’re you doing?” I’m good. Hahaha.」

こんな感じで返答してくれたんですけど、

その時に私は「ハッ」と気づかされたんです。

その人が言った「How’re you doing?」と

私が言った「How’re you doing?」は全く違ったんです。

何が違ったかというと、

このブログで私が最初に話した

この2つが全然違ったんです。

文章で書いたら「How are you doing?」ですが、

このフレーズ、ネイティブはどんな風に言っていると思いますか?

こんな風に言っています。

リズムも全然違うし、それじゃあ通じるわけないよな…

とその時気づかされたんですよね。

私自身、この経験は今となっては

本当にありがたい気付きだったな、

と思っています。

「Huh?」と聞き返された時は超凹みましたが、

この経験のおかげでそれまで意識していなかった

リズムやかたまりなどを意識するようになり、

そのおかげでネイティブの速い英語が聞き取れるようになったり、

それは英語の音やリズムに拘った結果、

自分の英語の発音もどんどん変わっていったからだと確信しています。

という言葉がありますが

まさに失敗から学ぶことができました。^^

まとめ

いかがでしたか?

今回は「英語を話しているのに毎回聞き返されてしまうあなたへ」というタイトルで

改善法をお伝えさせていただきました。

1度ならまだしも

毎回聞き返されるのには

必ず原因があるはずです。

ぜひそのままにせず、

今回お伝えした内容を試してみてください。

応援しています!!