何年やっても英語が身に付かない3つの理由【解決策あります】
こんにちは。
~今度こそ、英語で輝く人生を~
「企業内英語のプロ」こと
RIE SASAKI ENGLISH
佐々木理絵です。
先日あるビジネスマンの方(Aさん)とお話しをしていた時、
英語学習の話になり、こんなご質問を受けました。
Aさん:「英語が話せるようになりたくて、もう何年も英語を勉強しているけど、全然話せるようにならないんですけど、どうしたらいいですか?」
私:「そうなんですね。何年くらいお勉強されているんですか?」
Aさん:「えーっと、かれこれ3年程・・・」
私:「3年ですか。それは結構長い期間ですね。では、この3年間はどんなふうに英語を勉強しているんですか?」
Aさん:「仕事が終わってから、週3回程、フィリンピン人とオンライン英会話をしています。」
私:「なるほど。オンライン英会話良いですね。オンライン英会話では、どんなことをしているんですか?」
Aさん:「特に決め手はいなくて、フリートークで話したいことを話すことが多いです。」
私:「そうなんですね。オンライン英会話の先生は、Aさんの話す英会話の弱点についてアドバイスしてくれたり、ミスを指摘してくれたりしますか?」
Aさん:「んー、毎回ではないですが、たまに教えてくれたりします。」
何年やっても英語が身に付かない3つの理由【解決策あります】
Aさんとの会話はこの後も続いたのですが、
Aさんと話していて思ったのは、
「英語学習を何年も続けているのに、一向に英語力が伸びない。話せている実感がない。」
と悩んでいる人は他にも沢山いるのではないか、ということです。
Aさんは、オンライン英会話を3年間、
週3回程続けてこられたということですが、
「自分では英語を話せるようになったという実感が全くない」
と仰っていました。
これでは辛いですよね。。
英語に慣れる、という意味では良いのかもしれませんが、
折角仕事で忙しい中、英語学習の時間を取っているのにも関わらず、
全く英語力の伸びが感じられないのは、本当に悲しいですよね。。
これには明確な原因がいくつかあります。
【理由①】切羽詰まった理由がない
まず最初に、Aさんと会話をしていて気づいたことは、
「切羽詰まった理由がない」
ということでした。
「英語の必要性を感じていても、
なんとなくそう思うだけで、
英語の学習を続けていても、
思うような成果は上げられません。」
なぜなら、人間本当にその必要性を感じた時こそ、
必死になって何が何でも習得してやる!
という精神が生まれ、
辛くてもやり抜くことができるからです。
英語って、ちょっとやろうと思っても、
英語が好きな人でない限り、
学習を継続するのは結構大変なんです。
(私も数々の挫折を経験してきました。)
だって、単語も覚えないといけないし、
文法も知っておかないと文章作れないし、
リスニングも何を言っているのか分からない状態から、
聞いて分かるレベルまで持っていくのって大変なんですよね。
Aさんに英語学習をしている理由を聞いてみると、
「仕事で必要だし、英語が出来れば仕事の幅も広がるから」ということでした。
しかし、「3か月後に、アメリカへ海外赴任が決まっている。
現地では毎日英語でのやりとりになるから、
何が何でも英語を習得しないと、仕事も生活もできない。」
ということになると、どうでしょうか。
やりたくなくても、
やらざるを得ない状態になり、
辛くても3か月間できる限りのことをやりますよね。
気が向いた時だけ30分やって終わり、
とかではないと思います。
こんな風に英語を学習する上で
「切羽詰まった理由」を持つことって、
意外と短期間で英語を習得する上でのポイントでもあります。
そして、「そのためには、いつまでにどうなっていたいのか。」
ということを明確にしておくことです。
そうしないと、ただダラダラと続けるだけになってしまい、
英語学習を継続していく上で最も大事なモチベーション維持が絶対にできません。
このことをAさんにお話しすると、
「確かに・・・。自分には切羽詰まった理由はないなぁ。
とりあえず、何もやらないよりは、
オンライン英会話を続けていれば、
なんとかなるかな、と思っていました。」
と仰っておりました。
確かに、何にもやらないよりはましかもしれませんが、
やっても身になっていないのであれば、
「なんでだろう・・・」と考え直して、
軌道修正をする必要をしていかないと、
時間もお金ももったいないですよね。
【理由②】学習時間を増やす
また別の理由としては、
「明らかに学習時間が足りていない」
ということ。
学習時間というか、
英語に触れる時間が圧倒的に足りていないです。
3年間、週3回30分を
オンライン英会話の時間としてやってきたAさんですが、
学習時間の合計が216時間でした。
英語を習得するために必要な時間というのがありますが、
一般的に良く言われているのは、
3000~5000時間です。
それと比較してみても、
Aさんの学習時間が到底足りていないのは分かりますよね。
コツコツ続けていれば、少しずつ身に付いていく、
という考え方もありますが、
最低限必要な学習時間は確保しましょう。
普段は仕事で忙しい社会人が英語を学習するためには、
すき間時間を使って効率よく学習を続けることがポイントです。
あと、1日30分を3年間続けるよりも、
1日2~3時間を3ヶ月間とか、
1日1~2時間を6ヶ月間とかのように
どこかで一度グッと短期集中型で英語を学ぶことを
私は強くオススメします。
英語は生涯学習なので
終わりはないんですよね。
なので、短期集中型である程度レベルを上げて
目標達成したら、
その後はゆっくりでものんびりでもいいので
英語を使っていれば
そこから急激にレベルが落ちたりすることはありません。
限りある一度きりの人生の中で、
一生モノの英語スキルを
近い将来手に入れるのか、
それとも5年、10年、またはもっと先に手に入れるのか、
どちらがいいですか?^^
【理由③】失敗を恐れない
そして最後の理由は、
「正しく話すことにこだわりすぎる」
ということです。
日本人の性格って「完璧主義」な人が多いらしいです。
実は私もどちらかといえばそうなんですが、
そのおかげで英会話を習い始めたときは、
「上手に話さなきゃ。」
「文法ちゃんと使えてるかな。」
「間違ってないかな。」など、
いちいち気にし過ぎて、
そのおかげでなかなか会話力が上がらなかった経験があります。
綺麗な英語を話せたらカッコいいな~、
という憧れは誰だってあると思います。
だけど、それにこだわりすぎて、
折角の話すチャンスを失ってしまったら、
いつまで経っても話せるようにはならないですよね。
英語が母国語ではない外国人と会話をすると良く分かるのですが、
彼らは文法のミスなど全く気にしていません。
でも、ものすごくtalkative(良く喋る)です。
自分の主張はしっかりと相手に伝えようとするし、意見交換もできる。
私達日本人が目指す所って、
こういう所ではないでしょうか?
TOEICのリスニングみたいに綺麗な英語が話せるのは、
もっともっと後になってからだし、
ミスを気にすることなく英語で発言ができるようになれば、
少しずつ理想の英語力に近づいていきます。
最初は文法もめちゃくちゃでもいいので、
まずは「口から英語を出す」ことを心がけましょう。
そして、慣れてきたら少しずつ正しい語順で文章が作れるようになり、
短い文章だったのが、接続詞をつけて長い文章にできたり、
関係代名詞を入れることができるようになったりしてきます。
失敗を恐れずに
どんどんアウトプットする姿は
とてもカッコイイと私は思います☆☆
まとめ
今回は「何年やっても英語が身に付かない理由」についてお話ししました。
解決法は、
- 切羽詰まった理由を作る
- 学習時間を増やす
- 失敗を恐れずどんどんアウトプットする
です。
これは英語学習に限らず、他の事も同じように言えるかもしれませんが、
「英語を何年も勉強しているのに、なかなか身に付かなくて、悩んでいる」人は
結構見落としていることが多いです。
もしあなたもこれに当てはまるのであれば、
是非一度見直してみてください。
そして、もしこれ以上1人では継続できない、
1人でやっていく自信がない、
必ず成果を上げたい、
などと思っている方は、
是非一度RIE SASAKI ENGLISHの無料オンラインカウンセリングへお越しください。^^
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■佐々木理絵プロフィール■
豊橋市 マンツーマン英会話
RIE SASAKI ENGLISH
代表 佐々木 理絵
三重県松阪市出身
LinkedInラーニング講師
英会話講師&元社内通訳翻訳者
高校卒業後、カリフォルニア州のカレッジに留学し、ビジネスとITを学ぶ。
外資系ホテルや医療メーカーでビジネス英語の専門家として社内通訳翻訳を務める。
英語講師としては大手英会話学校に5年間勤務し、
ゼロ歳から70代まで幅広い年齢層に英語を教える。
1人1人の年齢や学習目的、学習歴などに合わせ、
学習者のモチベーションを維持させながら丁寧に楽しく教える方法が人気を得る。
外国人との英語でのコミュニケーションの取り方や、
現地生活で培ったテキストからは学べないフレーズや言い回し、
ビジネス英語を得意とする。
6年間勤務した医療系メーカーでは、
社内通訳翻訳者として海外からの来客対応、
英語での交渉、ビジネス文書、契約書策定を担当。
その後一人でも多くの人に企業内で実践出来る英語学習を提供したいと思い、
「企業内英語のプロ」として、英語指導を行っている。
また、J-Shine(小学校英語指導者認定資格)も取得しており、
特に子供が英語を習得するためには、
保護者のサポートが必須となるため、
自身も子育て中の母として
保護者とお子さんの気持ちに寄り添った英語教育を
英検資格取得のサポート中心に行っている。
最近は、LinkedInラーニングで講師をしたり、
大学でTOEIC・TOEFL対策講座も担当している。
保有資格:英検1級、TOEIC945、国連英検A級、工業英検2級、J-Shine(小学校英語指導者認定資格)、HSK5級。