【TOEIC対策】職業を英語で言えますか?/ポイントは英語のまま理解すること。分かりやすく解説します。
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RIE SASAKI ENGLISH
佐々木理絵です。
目次
【TOEIC対策】職業を英語で言えますか?/ポイントは英語のまま理解すること。分かりやすく解説します。
TOEICで高得点を取るためには、高い語彙力が必要になりますが、職業に関する単語も沢山でてきます。
日本語でも良く使う職業ならすぐに分かると思いますが(例:ジャーナリスト、フォトグラファー)、普段聞き慣れない英語の職業はしっかりと覚える必要があります。
ここで1つ質問ですが、あなたは普段英単語を覚える時はどのようにして覚えますか?
1. 英単語とその意味を日本語で覚える。
2. 英単語とその意味を英語で覚える。
おそらく、ほとんどの人は1番だと思います。だってそのほうが楽ですしね。
ですが、私が今日オススメするのは、2番「英単語とその意味を英語で覚える」です。
その理由と方法をこれから詳しくお伝えしますね☆
初心者レベルの人こそ、英英辞書をオススメします!
英英辞書って使ったことありますか?
私が学生の頃は紙の英英辞書でしたが、今はネットで簡単に英英辞書で検索できますね。(便利な世の中になりました。)
では1つ練習してみましょう。
「plumber」という単語を調べたいとします。(TOEICでめっちゃ出る単語です。)
英和辞書だと「plumber:配管工、水道業者」などと出てきます。
これでも十分意味は分かります。
では次は英英辞書でも調べてみましょう。
「plumber: a person whose job is to fit and repair things such as water pipes, toilets, etc.」
こんな風に出てきます。
違いが分かりますか?
plumber:
【英和辞書】配管工、水道業者
【英英辞書】a person whose job is to fit and repair things such as water pipes, toilets, etc.
英和辞書は、その単語の意味だけなのに対して、英英辞書は文章で説明してあります。
意味だけを知りたから英和辞書で十分じゃないか!そんないちいち英語の文章を読むだけで疲れるし、その中でまた分からない単語とかあったらまた調べなきゃいけないし、めんどくさいー!なんて思っていませんか?
思っていなかったらすみません・・。私はそう思っていました。(笑)
学生の頃、英語の授業の先生に、「単語を調べる時は、必ず英英辞書で調べましょう。」と言われて、毎回分厚い英英辞書をカバンに入れて持ち歩いていました。
日本語で調べたら一発で意味も分かるのに、なんでわざわざ英語で調べるのさ・・・英語で読んでもいまいち意味が頭に入ってこない・・・時間がかかる・・・しんどい・・・などなど色々文句を心の中で言ってたんですけど(悪い生徒ですね。笑)、その意味が分かったのはそれからだいぶ先でした。
私が英英辞書を使い始めたのは、10代の頃です。
その当時の私の英語力と言えば、本当に初心者レベル。
「英英辞書を引いても意味が良く分からない」というのはその当時のレベルから考えたらまあ当たり前だよなぁ~、と今は思います。
ですが、
初心者レベルだからこそ英英辞書を引くことをお勧めします!
今ならその意味がすっごく良く分かります。
なぜなら、
1. 英語を英語のまま理解するスキルがつく
2. 英単語をどのように英語で説明するのかが分かる
3. 細かな意味の違いなども同時に学べるため語彙力が格段に上がる
ざっと考えてもこれだけのメリットがあります。
こちらも1つずつ見ていきますね。
1. 英語を英語のまま理解するスキルがつく
これはよく言われている「英語脳」を作ることになります。
「英語脳」とは、英語を英語の語順のまま理解できることです。
日本語と英語は全く異なる言語なので、私たち日本人が英語を理解するためにはこの「英語脳」を身につけないといけません。
よく「リスニングやシャドーイングをして英語脳を鍛えましょう」と言いますが、語彙力を上げるために英英辞書を引き続けているだけでもこの「英語脳」を鍛えることができるんです。
先ほどの例で言うと、
「plumber: a person whose job is to fit and repair things such as water pipes, toilets, etc.」
これはとても短い説明ですが、これを読むだけでも立派なトレーニングになっているんです。
しかも、単語の説明なのでそこまで長くないのもポイントですよね。
長い説明文とかだと、読む気がなくなると思いますが、これくらいの量だとすぐに読めるし、最初は時間がかかっても沢山数をこなしていくうちにこれが当たり前になってくるので、英語を英語で理解することに慣れていきます。
短い文でも常に英語で思考することが、「英語脳」を作り上げる大事なポイントになります。
2. 英単語をどのように英語で説明すればいいのかが分かる
英単語を覚えるだけなら、英和辞書で日本語訳を見ればそれでいいかもしれませんが、もし会話の中で知らない単語が出てきた場合、或いは、ネイティブとの会話の中で「あー、配管工って英語でなんて言うんだろう」と思った時、あなたならどうしますか?
もし配管工=plumberだと知らなかった場合でも、英単語をどのように説明すれば良いかが分かったいたら、
「a person whose job is to repair water pipes」などと言えば、ネイティブは「Oh, that’s a plumber!」と分かってくれ、会話もどんどん進んでいくでしょう。
英語が話せる人と話せない人との違いは、こういうちょっとした所にあるんです。
なので、もし英単語を知らなかったとしても、どうやって説明すればいいか、相手にどうやって分かってもらえばいいか、ということを知っていれば会話は続いていくんです。
逆の場合でも同じことが言えます。
ネイティブが会話の中で「plumber」と言った時、その意味が分からなかったら、きっとそのネイティブは「a plumber is the person whose job is to fix water pipes.」などと説明してくれるでしょう。
その時、すぐに「あー、配管工ね!」って理解できるかどうかは、普段から「英語脳」を鍛えるためのトレーニングをしているかどうかで違ってきます。
3. 細かな意味の違いなども同時に学べるため語彙力が格段に上がる
例えば、「コーチ」と「メンター」という職業がありますが、どちらも意味は似ていますが、違いが分かりますか?
コーチを英和辞書で調べると、「個人教師、指導員」と出てきます。
メンターは、「メンタ―」そのままでした。(笑)
英英辞書で調べてみると、
coach:a person who trains a person or team in sport, a person who gives private lessons to somebody, often to prepare them for an exam
mentor : an experienced person who advises and helps somebody with less experience over a period of time, an experienced person in a company, university, etc. who trains and advises new employees or students
こんな風に出てきます。
コーチは、「スポーツで個人またはチームを指導する人、試験の為に個別に教える人」とあります。
メンターは、「あまり経験のない人にアドバイスや手助けをする熟練者、仕事や学校で新人に指導する経験者」と説明してあります。
「日本語だとよく似ていて同じような意味だけど、違いがあまりよく分からない」という時でも、英英辞書ではこんな風に細かく説明がしてあるので違いがよく分かりますよね。
そうすると、今度はその単語を自分でも自信を持って使いこなすことができるんですよ!
まとめ
今回はTOEIC対策として、英語の職業を英語で言えますか?という内容のお話しをしました。
職業だけに限らず、英単語を調べる時は是非英英辞書を使って欲しいと思いますが、今回は
TOEIC対策「職業を英語のまま理解する」という練習のために、インスタではクイズ形式で問題を出しています。
もしよかったらそちらのほうも覗いてみてくださいね☆
https://www.instagram.com/p/CNbeg9oplmN/
応援しています!!
■佐々木理絵プロフィール■
豊橋市 マンツーマン英会話
RIE SASAKI ENGLISH
代表 佐々木 理絵
三重県松阪市出身
LinkedInラーニング講師
英会話講師&元社内通訳翻訳者
高校卒業後、カリフォルニア州のカレッジに留学し、ビジネスとITを学ぶ。
外資系ホテルや医療メーカーでビジネス英語の専門家として社内通訳翻訳を務める。
英語講師としては大手英会話学校に5年間勤務し、
ゼロ歳から70代まで幅広い年齢層に英語を教える。
1人1人の年齢や学習目的、学習歴などに合わせ、
学習者のモチベーションを維持させながら丁寧に楽しく教える方法が人気を得る。
外国人との英語でのコミュニケーションの取り方や、
現地生活で培ったテキストからは学べないフレーズや言い回し、
ビジネス英語を得意とする。
6年間勤務した医療系メーカーでは、
社内通訳翻訳者として海外からの来客対応、
英語での交渉、ビジネス文書、契約書策定を担当。
その後一人でも多くの人に企業内で実践出来る英語学習を提供したいと思い、
「企業内英語のプロ」として、英語指導を行っている。
また、J-Shine(小学校英語指導者認定資格)も取得しており、
特に子供が英語を習得するためには、
保護者のサポートが必須となるため、
自身も子育て中の母として
保護者とお子さんの気持ちに寄り添った英語教育を
英検資格取得のサポート中心に行っている。
最近は、LinkedInラーニングで講師をしたり、
大学でTOEIC・TOEFL対策講座も担当している。
保有資格:英検1級、TOEIC945、国連英検A級、工業英検2級、J-Shine(小学校英語指導者認定資格)、HSK5級。