独学でも出来る!英語アウトプット練習法

英語を話せるようになるためには、アウトプットが大事なのですが、あなたはどのくらいアウトプットしていますか?

独学でアウトプット練習をするとなると、なかなか難しくてうまくできない人も多いのではないでしょうか。

今日は、独学でもしっかりとアウトプット練習が出来る方法についてお話ししたいと思います!

私も英語を勉強し始めたころ、この方法でアウトプットをして、自分が普段考えていることについて英語でスラスラと話せるようになりました。

独学でアウトプット練習をどうやれば良いのか悩んでいる人や、1人でなかなかアウトプットの練習が続かなくてどうしたら良いか悩んでいる人に是非オススメの学習法です。

1日たった10分!を継続するだけ

英語を話せるようになるためには、たくさんアウトプット練習をしないといけないんだろうな・・・と思っていますよね?

確かに、出来る限りたくさん口から英語を話す練習をすることは大事です。

しかし、独学の場合それには無理があります。

ずーーっとひたすら一方通行の会話をし続けられる人ならいいのですが、全員がそうではないですよね?というか、むしろそれができる人のほうが珍しいと私は思います。

であれば、1日にアウトプットする時間を「10分だけ」と最初に決めてしまいましょう!

そして、10分間なにをするのかというと、

「英語で日記を書く」

これをするのです。

あなたは日本語で日記を書いたことはありますか?

日記は、その日に起こった出来事や、感じたことなどを紙に書くのですが、日本語だとスラスラと書けますよね。

それを英語でするだけです。

いきなり英語で日記を書くなんて難しくてできない・・・と思いましたか?

やった事ないことをするときは誰でも不安になります。でもまずはやってみてください。最初は2~3文しか書けなかった人も、毎日続けるとスラスラと書けるようになります。

しかも、ダラダラとゆっくり書くのではなく、10分間だけと決めて、その間にあなたの頭の中で考えていることを紙に書いていくんです。

音読やシャドーイングはアウトプットですが、書くことも立派なアウトプットになります。

この「10分ダイアリー」(私が勝手にネーミングしました。笑)をするときのポイントとしては、

☑ あまり深く考え込まずに、頭の中で思いついたことを書く。

☑ 10分間は出来るかぎり手をとめずにひたすら日記を書く。

この2点に注意して書いてください。

内容にこだわりすぎてなかなか書き進められなかったりすると、あっという間に10分が経過してしまうので、本当に頭の中で思いついたことをスラスラと書くのがポイントです。

それをしばらく続けていると、自分の書く英語がパターン化してくるのが分かると思います。

例えば、

〇 いつも同じ単語やフレーズばかり使っている。

〇 使える文法が限られている。

と言うようなことが分かってきます。

そして、

〇 こういう時はどうやって言うのかな?

〇 この時は、この言い方で合ってるのかな?

〇 完了形も使ってみたいな。

などという気持ちも出始めてきます。

理想は英語が出来る誰かと交換日記をするのが一番良いのですが、独学だと一人なのでそうはいかないですよね。

独学で行う10分ダイアリーは、自分の中で疑問が生じたら決してそのままにはせず、自分で辞書を引いたり、誰かに聞いたりして分からないことをできるようにしていかないといけません。

そうしないといつまで経っても今のあなたのレベルから抜け出すことはできません。

多読で語彙力と表現力を身につける

独学で英語学習をしている場合、「本当に上達しているのかな?」と心配になる時がありますよね。

そういう時にオススメなのが「多読」です。

多読する時のポイントは、

〇 自分の興味のある分野

〇 辞書を引かなくても読めるレベルの内容(知っている単語が7~8割ある。)

この2点に注意して読む本を選んでください。

自分が読んでいて負担を感じたら読み進められないですからね。最初は簡単な子供向けの洋書で十分だと思います。

色んな本をたくさん読むと、それだけで語彙力と表現力が身に付きます。

そして、そこで覚えた語彙や表現を10分間ダイアリーの時にできるかぎりたくさん使えばいいんです。

多読でインプットした知識を、日記でアウトプットする。これを毎日繰り返していたらあなたの英語力は確実に上がりますし、あなた自身でもしっかりと上達を感じることができるはずです。

日記でスラスラと書けるスピードが、あなたのスピーキングの速さと同じだと思ってください。

例えば、「今日はやけにスラスラと書けるなぁ」と感じたのであれば、その内容で誰かと英会話をしてみてください。あなたの口からスラスラと英語が出てくるでしょう。

逆にスラスラと日記が書けないのであれば、その内容で英会話をしてもあなたの口から英語はスラスラと出てはこないでしょう。

その点を意識しながら毎日の10分ダイアリーを続けてみるのも良いでしょう。

まずは3か月間!何があってもやり続けること!

英語で日記を書くことに慣れていないせいで、最初は上手く書けないかもしれません。それでも決して諦めないでください。

最初から上手くできる人なんて誰もいないですし、そのほうが上達実感も得やすいですよね。

「10分ダイアリーをまずは3ヶ月続ける!」

これを目標にして頑張ってみてください。

最後にもう一度言いますが、疑問が生じたら決してそのままにはせず、分からないところを自分で解決しながら学習を進めるようにしてくださいね!

必ず効果が出ますよ!