なぜ日本人は英語の発音が苦手なのか?発音が上達しない理由とその解決策
目次
今月は発音矯正月間!
今月は発音矯正月間として、発音に関するブログをシリーズでお届けしています。発音が変わることで、英語のリスニング力も大きく向上します。
英語の発音が苦手な日本人ビジネスパーソンの共通点とは?
「英語の発音がうまくできない」「ネイティブに何度も聞き返される」こんな経験はありませんか?
ビジネスシーンで英語を使う機会が増えても、「伝わる発音」ができないと、会議やプレゼンでの自信にも影響しますよね。日本語と英語は発音の仕組みがまったく違うため、しっかり練習しないと正しく発音できないのが普通です。
とはいえ、多くのビジネスパーソンは「何をどう練習したらいいのか分からない」「時間がなくて発音練習まで手が回らない」と感じているのではないでしょうか?
この記事では、発音が苦手な理由と、ビジネスパーソンでも実践しやすい発音改善のコツをお伝えします!
なぜ発音が上達しないのか?3つの理由
1. 日本語と英語の音の違い
日本語は「母音中心」、英語は「子音中心」の言語です。
たとえば、日本語では単語の終わりが母音で終わることが多いですが、英語では子音で終わる単語が多く、日本人にとって発音しづらいものがたくさんあります。たとえば、desk
の「k」や help
の「p」の音をきちんと発音しないと、ネイティブには違う単語に聞こえてしまいます。
2. アウトプットの不足(話す機会が少ない)
ビジネス英語を学んでいても、実際に「話す機会」が少ないと発音の改善は難しくなります。特に日本の英語教育では発音練習に時間を割くことが少なく、「読めるけど話せない」状態になりがちです。
また、独学でリスニングを頑張っても、実際に口に出していなければ「言える」ようにはなりません。発音を上達させるには、声に出して練習することが不可欠です!
3. フィードバックが受けられない
自分の発音が間違っているかどうかを知る機会が少ないことも問題です。
ネイティブや上級者からの指摘なしに練習を続けても、自己流の発音が定着してしまう可能性があります。たとえば、think
の「th」を s
のように発音していると、それが自分にとっての標準になってしまうのです。
発音を上達させるために必要な3つのステップ
1. 正しい発音を知る
まずは「正しい発音」がどのようなものかを理解することが大切です。例えば、
- LとRの違い(light vs. right)
- THの発音(think vs. sink)
- VとBの区別(very vs. berry)
など、日本人が苦手とするポイントを押さえましょう。
2. 反復練習をする
正しい発音を知ったら、それを「口が覚える」まで繰り返し練習します。発音は筋肉の使い方が重要なので、毎日のトレーニングが欠かせません。
- ミラーリング練習:ネイティブスピーカーの発音を真似して即座に繰り返す。
- スマホ録音練習:自分の発音を録音し、正しい発音と比較する。
- 1日5分のシャドーイング:英語ニュースやTED Talksを聞きながら、発音をそっくり真似する。
3. ビジネスシーンで実践する
発音は「実際に使ってこそ」上達します。
- オンライン会議で意識する:「重要な単語はしっかり発音する」ことを意識する。
- メールで使った単語を声に出して読む:普段使うビジネス英語を発声することで、自然に発音が定着する。
参考リンク
- BBC Learning English – Pronunciation
- YouGlish(単語の発音を動画で確認できるサイト)
- Forvo(ネイティブの発音を聞けるサイト)
- ELSA Speak(AIを使った発音矯正アプリ)
まとめ & 今すぐ始められる簡単な発音練習法
発音の改善は、ビジネス英語の「伝わりやすさ」を向上させ、結果としてコミュニケーションの質を上げることにつながります。特に、会議や商談で「聞き返される」ことがなくなると、自信を持って話せるようになります。
まずは、自分の発音の課題を知り、今日から1つでもトレーニングを始めてみましょう!
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