“やらなきゃ”がやる気を奪っている本当の理由

それ、本当に「やらなきゃ」ですか?

「英語をやらなきゃ」「サボっちゃダメ」「毎日やらないと」

こんな言葉が頭の中をぐるぐる回っている時、あなたはもう十分がんばってきた証拠です。

人は「やりたい」ことには、説明しなくても自然と手が伸びます。

でも「やらなきゃ」が先に立つようになると、動く前にいちいち理由が必要になり、だんだん気持ちが重くなっていくのです。

英語も同じです。

「やらなきゃ」が心を占めているとき、それはあなたの気持ちが疲れてきているサイン

それに気づいたあなたは、もう次の一歩を踏み出す準備ができています。

「やらなきゃ」は、やる気を削る

はじめは「やりたい」から始まった英語学習。

けれど、いつの間にか「やらなきゃ」に変わっていませんか?

たとえば、仕事や家事を終えた夜。

「やっと自由時間だ」と思ったその時に、「あー、今日まだ英語やってない…」「やらなきゃ…」と思った瞬間、ふっと心が重くなる。

そんな時、あなたはもう十分がんばっています。

むしろ、「やらなきゃ」と感じるほど、自分に厳しく向き合ってきた証です。

でも、その“まじめさ”が、かえって自分を苦しめてしまうこともあるのです。

「やりたい」に戻すだけで、また動き出せる

私がこれまでサポートしてきた多くの女性たちも、「やらなきゃ」に押しつぶされそうになっていました。

でも、「やりたい」に戻れた瞬間から、少しずつ自然に動けるようになっていきました。

たとえば、こんな工夫をしてみませんか?

  • あえて、1日英語から完全に離れてみる(英語アプリも開かない)
  • 子ども向けの英語絵本を、気楽に眺めるだけにする
  • 好きな海外ドラマを「英語を勉強する」のではなく、「その世界を楽しむ」目的で観る
  • 「1フレーズだけ覚えて終わり」でOKとする日を作る

どれも、やる気のある“あの頃の自分”に無理に戻る必要はありません。

今のあなたが「これならできそう」と思える、小さな一歩を選ぶことが何より大切です。

最後に

今、あなたが「やる気が出ない」「続けられない」と悩んでいるなら… それは、あなたが甘えているのでも、根性が足りないのでもありません。

ただ、「やらなきゃ」という言葉に、心が疲れてしまっているだけ。

「やりたい」と思える小さな一歩に戻ってみましょう。

英語との関係は、いつでもやさしくやり直せます。

このブログでは、そんなあなたの歩みにそっと寄り添うヒントを、これからもお届けしていきます。

次回の連載では、

自分を否定してしまう時に、身に付けておきたい覚え方

をお話しします。どうぞお楽しみに!

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